動画編集で稼ぎたいなら、動画編集を売ってはいけない

動画編集は、いつでもどこでもできる本当に素晴らしい仕事です。時間と場所に制限があっても、動画編集ならパソコン1台さえあれば仕事ができてしまいます。しかも、他の業界に比べてそんなに勉強しなくても仕事ができてしまう、とてもハードルの低い業界です。だからこそ、継続して案件を獲得していく難しさがあります。

次の案件、決まってますか?

簡単に始められる仕事だからこそ、動画編集のスキルは磨くけどビジネススキルを学ばずに案件獲得に向けて動く人が多いです。そもそも、なぜあなたに動画編集を依頼するのか?という根本的な理由を理解しておかなければ、継続案件を獲得し続けることは難しいでしょう。
そして、動画編集で稼ぎたいと思うなら、動画編集そのものを売ってはいけません
なぜ動画編集そのものを売ってはいけないのか?3つのポイントにまとめました。

  1. お客さんは動画編集そのものを求めていない
  2. 動画編集を売ると疲弊する
  3. YouTube運営を売る

この3つについて、次項から1つずつ詳しく解説していきます。

①お客さんは動画編集そのものを求めていない

お客さんが動画の投稿をしている理由

お客さんは、なぜあなたに動画編集を依頼するのでしょうか?
・自分で編集したいけど手が足りない
・動画のことがわからない

など、様々な理由があると思います。その理由を、理解してますか?
編集をした動画は、どのように使われるのでしょうか?そして、その動画は誰がみるのでしょうか?さらに、その動画を見た人はどのような行動を取るのでしょうか?
それを、お客さんが全て理解した上で動画を発信していないのであれば、そこにチャンスがあります。
もしあなたが動画制作会社やフリーのディレクターから下請けとして案件をもらっているのなら、できるだけ早く卒業することを目指しましょう。期限を決めると良いです。
下請けとして動画編集の仕事を続ける仕事は、一般的に単価が低い。人を扱う金額で発注していない方も少なくありません。編集する側としては、低い単価でいつまでも続けるわけにはいきません。

②動画編集を売ると疲弊する

クラウドソーシングはほどほどに

動画編集の案件を比較的簡単に獲得しやすいのがクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングです。とても便利なサービスですが、競合がとても多く意外と案件が獲得できない。
発注する側になるとわかりますが、1つの案件を募集すると一瞬で50-100人は簡単に集まります。そんな状態ですから、初心者が案件を獲得するのには相当特徴的でなければ困難です。しかも、獲得できたとしても1件500円とか、本当に低い単価。動画編集は時間がかかる仕事です。1本作るのに丸1日かかる人もいるでしょう。そんな労力と時間がかかる仕事に、1本500円です。そんな状態、いつまで続けられますか?

動画編集だけでは長く続けられない

適度に動画編集の案件に取り組みながら、しっかり稼ぎたい。そう思うなら、あなたが売るべきは動画編集じゃない。編集する動画は、どこで発信されますか?
きっと、いま発信されている動画のほどんどがYouTubeでしょう。YouTubeで発信するということは、YouTubeにまつわるたくさんの仕事があります。まさに、動画マーケティングという仕事がそこにあるのです。

③YouTube運営を売る

YouTubeとセットで動画編集がある

YouTubeの運営という仕事を獲得できれば、簡単に月10万円以上の売上を安定的に確保できるでしょう。なぜならYouuTubeの運営の中身には、たくさんの仕事が眠っています。
・動画編集
・ディレクション
・動画の企画、プロデュース
・チャンネルの運用
・サムネイル作成
・チャンネルの分析
・チャンネルの企画、プロデュース

細かくするほど、たくさんの仕事がついてきます。動画編集という仕事は、その中の一部でしかないのです。

「まだ経験がないから僕にはまだ早い」

そう思う方もいるでしょう。それなら、自分のチャンネルで実績を積めば良い
これはいわゆるマーケティングという仕事のジャンルになるのですが、マーケティングに正解はありません。実験してみて、何が当たるかを分析しながらトライ&エラーを繰り返して正解に辿り着くのがマーケティング。そこには、人間の心理を理解していく工程もあります。必ずしも毎回同じ結果が出るわけではありません。

だったらできる限り早く実績を積むためにも、今からYouTube運営を売っても良いのではないでしょうか。もちろん、売る相手の選定は必要ですが。

ディレクターになりたければ、今からディレクターをやろう

動画の経験を積んでから、ディレクターになる!
と意気込んでいる声をたくさん聞きます。しかし、動画編集とディレクターの仕事は全く違うものです。動画編集のスキルがなくても、「良い動画」「たくさんの人に見ていただく動画」「効果のある動画」を理解していれば、ディレクターの仕事はできます。むしろ、動画編集のスキルを変に理解していると

「この作業は面倒くさそう」

などと余計なことを考えてしまうようになります。それは、きっとお客さんのためにならないでしょう。

だからこそ、ディレクターになりたければ、今からディレクターをやりましょう。

>チャンネル登録者のいらないYouTube運用

チャンネル登録者のいらないYouTube運用

チャンネル登録とか、ユーチューバーと騒がれた「YouTubeブーム」が、落ち着きはじめています。

そんな今だからこそ、動画をアナログに活用できる時代が到来。
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